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【初心者向け】会社員がスマホで初めて確定申告する流れとポイント~医療費控除とふるさと納税~

夫婦生活・体験談
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これまでは年末調整だけで済んでいたけど、具体的に何するの?面倒くさいんでしょ?

若いサラリーマンほどそう悩んでいるのではないでしょうか。

ボクは新米パパになった年に、妻の出産費用等で自払い医療費が10万を超えたことをきっかけで、はじめて確定申告を行いました。

国税庁の確定申告特設サイトにはたくさん説明が書いてあるけども、
まずは何から取り掛かるべきなの?

その時は、該当する項目を一つ一つ確認しながら作業することに苦労しました。

しかし、大まかに流れとポイントを理解していれば、もっと簡単に確定申告することが可能です

「医療控除とふるさと納税の確定申告を初めてする会社員」の方に向けて

確定申告の大まかな流れとポイントをまとめました。

この記事を読めば、スマホで確定申告するための重要なポイントと全体的な流れを掴むことができます。

読んでくれた方の確定申告が少しでも楽に済む参考になったら嬉しいです。

注)この記事はボクの体験がベースになっています。責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。詳しい手順や正しい方法は政府のホームページをご確認ください。

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モデル人物

  • 年末調整は済んでいる新米パパ会社員
  • 医療費控除ふるさと納税を確定申告したい
  • 年末調整は済んでいる
  • 副業や投資はしていない

確定申告する内容

医療費控除

医療費控除とは、1年間の医療費が一定額を超えたとき、確定申告をすることでお金が返ってくる仕組みです。

確定申告義務はないけれど、源泉徴収で払い過ぎた所得税を返してもらうことができます。

奥さんが出産する時の通院費やレーシック、歯医者なども対象です。

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対象となるお金

医療費控除で還付金(返金されるお金)が受け取れるのは健康保険や出産育児一時金などで補填されていない自腹金額が10万以上の支払いがあった方が対象になります。

医療費控除の金額(最大200万円)= 実際に支払った医療費の合計額 – 補填された金額 – 10万円
   

還付金 = 医療費控除の金額 X 所得税率

申告期間

対象年の翌年の1/1から5年間(還付申告)

申告の際に必要なもの

1年間分の医療機関や薬局の領収書やレシート、医療費明細書(作成する)、マイナンバーカード、源泉徴収票、振込先預金通帳

申告した領収証やレシートは5年間保管しなければなりません。気をつけましょう。

ふるさと納税

ふるさと納税は、本来は自分の住まいがある自治体に納税する税金を、任意で選択した自治体に寄付することで、税金の還付・控除が受けられる仕組みです。

寄付したお礼に地域の名産品や宿泊券などをもらえるのでとてもお得です。

年末調整を受けている会社員はワンストップ特例制度を利用すれば、確定申告をしなくても寄付金控除を受けることが可能です。

しかし、確定申告を行うとワンストップ特例制度の申請内容は無効となります。

ふるさと納税と医療費控除の併用する場合、どちらも確定申告で控除を申請する必要があります。

申告期間

対象年の翌年の2/16~3/15 (納付申告)

申告の際に必要なもの

寄附金受領証明書、源泉徴収票、マイナンバーカード

実際にスマホで確定申告する流れ

  1. マイナポータルの連携
  2. 医療費明細書の作成
  3. 寄附金控除に関する証明書の発行と連携
  4. e-taxで確定申告

注)この記事はボクの体験がベースになっています。責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。詳しい手順や正しい方法は政府のホームページをご確認ください。

マイナポータルの連携

・e-taxとの連携
・ふるさと納税サイトとの連携(楽天ふるさと納税の場合)
・配偶者、子供のマイナ手続き代理人設定

・e-taxとの連携

  1. マイナポータルのメニューバーをクリック
  2. メニューの中の「もっとつながる」を選択
  3. 「国税電信申告・納税システム(e-Tax)」を選択
  4. 同意確認画面が表示されるので、内容確認後「同意」をクリック

・ふるさと納税サイトと連携
 e-私書箱(楽天ふるさと納税の場合)

  1. マイナポータルのメニューバーをクリック
  2. メニューの中の「もっとつながる」を選択
  3. 下にスクロールしていき「e-私書箱(野村総合研究所)」を選択
  4. 同意確認画面が表示されるので、内容確認後「同意」をクリック
  5. e-私書箱のページへ遷移するので、メールアドレスの登録など必要な手続きを行う
  6. マイナポータルの「つながり完了」画面が表示されたら連携完了

・配偶者、子供のマイナ手続き代理人設定

  1. マイナポータルのメニューバーをクリック
  2. メニューの中の「代理人登録・管理」を選択
  3. 「新たに代理人になる」を選択
  4. 代理人のマイナンバーカードを認証
  5. 代理人に委任する権限やサービスを選択
  6. 設定内容を確認
  7. 代理人の登録を完了

医療費明細書の作成

e-taxの確定申告中に直接記入することもできますが、

事前に医療明細書を作成しておくことをオススメします。

理由は手続きを何度も繰り返してしまう危険性があるからです。

1つ1つネット上で医療費情報を入力すると、時間がかかります。

時間がかかり過ぎてタイムアウトになってしまうと、

手続きを最初からやり直さなければなりません。面倒です。

事前に医療集計フォームから医療費明細書を作成する方法であれば、ネット上の手続きではファイルを添付だけで済むので楽になります。

1.医療集計フォームをダウンロード

PCの表示画面

確定申告等作成コーナーのトップページから、「医療費集計フォーム」に進みます。

切り替わったサイトで「医療費集計フォームダウンロード」をクリックすると、Excelファイルをダウンロードできます。

2.医療費集計の入力

ダウンロードした集計フォーム(Excelファイル)を開き、フォームの項目にしたがって、医療費の領収書を入力していきます。

*詳しい入力方法や入力例はExcelファイルのSheet「ご利用に当たって」に記載されているのでご確認ください。

寄附金控除に関する証明書の発行と連携

ふるさと納税を確定申告を行うには、寄付を証明する受領書(書類)が必要です。

楽天ふるさと納税では、複数の自治体に寄付していても、1つの電子データにまとめた「寄付金控除に関する証明書」を発行してくれます。

楽天ふるさと納税とマイナポータル連携の流れ
以下で説明する内容は④⑤の部分になります。

https://event.rakuten.co.jp/furusato/guide/myna/

1.楽天ふるさと納税サイトにログイン

2.メニュー → マイページ →
  サイドバーの「寄附金控除証明書の発行」

   3.希望年度の証明書を発行申請

*証明書データの交付には3~6営業日かかります

4.寄附金控除に関する証明書が発行されたらメールで連絡が届く。
  STEP2「証明書を取得する」を選択

5.e-私書箱と楽天ふるさと納税の連携を行う
  証明書を確認した後、電子ポストページの「e-私書箱連携」をクリック

6.e-私書箱連携完了」画面が表示されたら連携完了

スマホ使った確定申告

1.マイナポータルにログインして
  メニューの中の「もっとつながる」から
  「国税電子申告・納税システム(e-tax)」へ移動

2.「確定申告」→「作成開始」をタップして項目を選択していく。

選択内容
 作成申告書<所得税>
 →年度<令和4年>
 →提出方法<e-tax(マイナンバーカード方式)」>
 →連携する → 次へ

今回は医療費控除とふるさと納税だけを申告したいので
 →申告する収入<給与>のみ
 →源泉徴収票1枚のみ<はい>
 →年末調整は済み?<はい>
 →いずれか控除を受けるか<はい>
 →該当するかどうか<いいえ> → 次へ

3.個人情報の入力を進めていく

4.マイナポータルと連携して本人および家族分の情報を取得
【医療費通知情報】と【寄付金控除に関する証明書】の情報を取得できます。

*別途、医療明細書を作成している方は内容がダブっている場合は【医療費通知情報】を取得せずに進みましょう。

5.源泉徴収票の内容を入力

6.控除の入力で「医療費控除」「寄付金控除(ふるさと納税)」の内容を確認

医療費明細書を使用する場合
*【医療費通知情報】と医療明細書の内容がダブっている場合はここでも訂正できます。

 <医療費控除>をタップ
 →<医療費控除を適用>を選択
 →<医療費通知、領収書、医療費集計フォームから入力>を選択
 →医療費集計フォームの利用「利用する」
 →「読み込む」
 →作成した医療費集計フォームを読み込む
 →読み込み結果を確認・変更完了

7.後はご自身の内容に合わせて入力を進めてください。

8.さいごに、申告内容を確認して、e-tax送信すると送信結果確認画面が表示されます。
 送信結果確認画面の内容は保存しておきましょう。

まとめ

ボクがおこなったスマホで確定申告をおこなった際の大まかな流れとポイントを説明しました。

医療費控除の申請期間は  1/1~
ふるさと納税の申請期間は 2/16~3/15

となっています。

2つを同時に済ませたい方は2/16以降に確定申告をおこないましょう。

初めて確定申告する方の中には、マイナポータルとの連携や医療明細書の作成などの事前準備が必要なことを知らなかった方もいるのではないでしょうか。

確定申告自体は会社員にすごくややこしい作業ですが、1つ1つ対応していけば、自宅でスマホ片手におこなうことができます。

ぜひ参考にして、手続きを頑張って終えてください。

「会社員がスマホで初めて確定申告する流れとポイント」お読みいただきありがとうございました。

もし、男性育休に興味のある方は以下の記事もオススメです。

注)この記事はボクの体験がベースになっています。責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。詳しい手順や正しい方法は政府のホームページをご確認ください。

<参考データ>

国税庁 令和4年分のスマホ申告に関するマニュアル等
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2022/kisairei/sp/index.htm

楽天ふるさと納税サイト 確定申告について
https://event.rakuten.co.jp/furusato/guide/final-return/

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