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パパの視点:世界の子育て事情と日本の違い

育児について
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子育ては文化や社会の違いにより、国ごとに異なります。

この記事では、30代のパパの視点から、世界の子育て事情と日本の違いを調べました。

我が国の子育てスタイルが世界とどのように異なるのか

そして他の国々から学べる部分は参考して子育てに活かしてみてください。

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世界各国のパパたちの育児

世界の中で、育児においてパパたちが果たす役割は大きく異なります。

北欧諸国では共働きが一般的で、パパも積極的に育児に参加しています。

対照的に、アジア諸国では伝統的な家族構造が影響し、男女の役割分担が厳格な部分が存在します。

それでは各国の父親育児事情を紹介します。

アメリカ

育児への参加

共働きが一般的なアメリカでは、パパたちは育児に積極的。

会社が休みの日には家族で出かけて交流するなど家族を大事にする家庭がほとんどです。


日本でいうところの部活など課外授業は父親が指導にあたり地域での交流の場となっています。週末の試合の日には母親も参加して応援したり家族単位での行動が一般的です。

また、育児とプライベートの時間をきっちり分けています。

例えば、昼は子供と常に一緒にいて、夜は夫婦の時間。

といった具合に時間をきっちり分けているのがアメリカスタイルです。

育児休暇の取得

アメリカのパパたちは積極的ですが、

アメリカは先進国の中で唯一、国として「有給の産休・育休制度」を取り入れていません。

ただ、一部の企業や州では規定があるようです。

スウェーデン

パパの育児への参加

スウェーデンでは共働きの家庭が多く、家事・育児の分担も夫婦平等。

男女ともに労働時間は短く残業がほとんどないため、平日は早く帰宅するのが一般的です。

そのため、父親が育児に参加することが当たり前。多くの父親が仕事と育児を柔軟に両立させています。

スウェーデンの家事・育児の考え方として、夫婦どちらが仕事にウェイトを置く方が効率的かという観点から決定されます。

女性だからという理由だけで家事・育児を多く担うことはほとんどありません。

 また、お互いの仕事の繁忙状況にあわせ、家族で家事・育児分担の割合を適宜見直すため、常に片方に家事・育児分担が偏る状況が生まれにくいとのこと。

男女平等でホワイトな働き方が進んでいるからこそ、男性も育児に積極的になれるんですね。。。

日本でもスウェーデンみたいな働き方ができる世の中に早くなってほしいです。

育児休暇の取得

スウェーデンでは男性も女性も育児休暇を取得する文化が浸透しています。

国家が保障する育児休暇制度が整備され、父親も育児に積極的に参加しています。

育休は夫婦で480日取得できます。

その際、男性の育休期間が一般的に少ないというわけではありません。

例えば、男性90日、女性390日のように

夫婦がぞれぞれのキャリアプランなどを考慮し、復職するタイミングを計って育休を取得するパターンが多いようです。

インド

育児への参加は?

近年、都市部などで男性の育児参加が増加していますが、

まだまだ伝統的な価値観が影響しているため、全体としては進んでいません。

長時間労働が一般的であり、特に男性は仕事に多くの時間を費やすことが期待されています。そのため、仕事と育児のバランスは難しいとされています。

そんなインドですが、長い歴史を持つため、とても参考になる考え方も沢山あります。

インドの教育論でタメになった考え方を一つ紹介します。

日本では「他人に迷惑をかけちゃダメ」と教育を受けることがほとんどです。

一方、インドでは「あなたは人に迷惑をかけないと生きられないんだから、他人の迷惑も許しなさい」と教えられるとのこと。

自分を律することに重きを置くのか、他人の迷惑を許容することにも重きを置くのか

人間は他人と関わりを持ちながら生活する生き物です。他人に迷惑をかけないことも大切ですが、他人を許すことも大事だと考えさせられます。

パパの育児休暇の取得

インドでは女性には育児休暇が法的に義務付けられていますが、男性の取得はまだ限られています。

伝統的な家族構造が影響して、男性が積極的に取得するのは難しい状況があります。

2. 日本のパパを世界のパパとくらべてみると

欧米の先進国では柔軟な労働環境が整備され、育児に充てる時間が確保されています。

これに対して、我が国のパパたちは、仕事において非常に忙しい傾向があります。

長時間労働が一般的で、育児への時間が限られています。

内閣府のデータによると、6歳未満の子どもを持つ父親が1日に行う家事時間は1時間7分、そのうち育児時間は39分となっています。

一方、子育て先進国といわれるスウェーデンの父親は、家事に3時間21分、うち育児に59分を費やしています。日本と比べると、1日平均2時間半も多く家事育児を行っていることになります。

このように比べると

やっぱり日本のパパはたいしたことないなぁって思ってしまいます。

しかし、視点を変えて、

仕事に関係しない時間の中で子育て・家族にあてている時間の比率で考えると、

日本が諸外国よりも時間を使っていることになります。

育児に積極的な先進国と比べると、日本人は育児時間を削ってしまうくらいに真面目に長時間労働をしていることを気づかされます。

「日本の男性は家事・育児をしない」説は本当に正しいのか?日本の父親は他国よりむしろ悪条件の中で奮闘していたという事実 ポストイクメンの男性育児|話題|婦人公論.jp
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スウェーデンでは、両親の育児休業制度や所得制限のない児童手当など保障が充実しており、男女とも子育てをしやすい環境が日本と比べて整っています。

もしも、日本の子育て環境がスウェーデンと同レベルの水準だったら?

圧倒的に日本のパパが育児関与No.1パパに躍り出るでしょう。

社会的圧、ママの圧があるなかで、変わらない労働環境。

それでもパパは働きながら、なんとか家族と向き合おうと頑張っているんです。

日本のパパはマジで頑張ってる

まとめ

日本では育児休暇は法的に整備されていますが、男性の取得率はまだ低い傾向があります。

多くの男性が長時間労働を余儀なくされ、育児休暇を取得することが難しい状況が続いています。

世界の子育て事情と日本の違いを理解することで、我が国の子育てに新たな視点を取り入れることができたのではないでしょうか。私も異なる文化や環境から学び、良い点を取り入れることで、より豊かな子育てをしていきたいです。

30代の男性パパたちが、子供との関わりを深め、幸せな家庭を築く手助けになれば幸いです。

【出典】出生率/厚生労働省「人口動態統計」・GLOBAL NOTE(世銀統計)、

 男性の家事育児時間 / 内閣府「男女共同参画白書」

  

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